わたし自身の話で恐縮ですが、わたしは昔はかなり超短期投資派でした。
ネットで取引できる環境になってからは、それこそ一日に数十回という取引をすることも少なくありませんでした。
まだ常時接続サービスがない頃は、トレードのためだけに通信費は月に数万円も掛かり、売買手数料も何十万も掛かっておりました。
まあしかし超短期売買というスタイルで、それなりの収益はあがっていたと思います。
しかし毎日長時間の取引(日本以外でもやっていたので)でとてもではないけれど、身体を壊すのではないかというくらいのめり込んでいました。
短期投資というのは精神的にもかなりの緊張を強いられます。 それでもトレードが好きだったので続いたのだと思います。
儲ける事はもちろんですが、トレード事体が大好きなので、つい用もなく短期間で売買してしまうタイプでした。(笑)
短期投資よりも長期投資の方が儲かるという話はよく聞いてはいました。
しかし、そんなに長く騰がるかどうかわからないものを待てないという気持ちと、長期投資の凄さを実感していなかったのだと思います。
それが何故、短期投資から長期投資へ変ったのか?
わたしの話にしつこく出てくる「バビロンの大富豪」 の本を読んで、長短期投資の自分の考え方を反省したのもあります。
でも多分それだけだったら、正直言って変らなかったかもしれません。
その頃、よく売買していた銘柄があるのですが、結構順調に成長している企業でした。
しかし、頻繁に売買して苦労していた割には、その銘柄でそれほど儲けてはいませんでした。
何となく、長期投資がどれほど儲かるのか計算してみたくなって、計算してみました。
最初の頃に、20万だか30万だか(ずっと前に計算したので忘れてしまいましたが、
誰でもこれくらいは買えるだろうという金額で計算したのだと思います)で買える分を買って、
その計算している時点まで売買しないで放置していたらどうなったのかを計算しました。
それほど長期でもないのですが保有期間は5,6年位だったと思います。
IT企業のような銘柄でもなかったので、特に急騰するようなことはなかった様ですが、企業業績がずっと伸びていましたので、頻繁に増資(分割)や配当をしながら、株価は波はあるけれども、緩やかに上がっている感じでした。
さて2,30万で買ったまま数年間放置していたとしたら、どうなっていたでしょうか?
わたしはめまいを感じてしまいました。
なんと6千万ほどになっていたのです!
これには配当の分は計算していませんので、その分も再投資に当てたとするともっと凄い事になっていると思います。
自分が散々苦労して短期で売買していたのがバカみたいでした。 これが長期投資の力なのか!
その時に、買った株は売らない。(会社の根本からの変化がない限り)
長期投資するつもりのない株は買わない。
このことを決意しました。(でもやっぱり好きなので、現在は無理をせず、長期投資用と趣味の短期投資用の銘柄を分けています。)
はっきりいって株で儲けるのはそれほど難しくないと思います。
ただ、勝ち続けるのは至難の技だと思います。
基本的に株というのは、利益を追求する会社に投資して、その利益の分配を受けるというものです。
ですから沈み行く企業でなければ利益をあげる可能性は高い訳です。
ですから、短期投資よりも長期投資の方が儲けやすいというのは理にかなってると思います。
何よりキチンと銘柄を選べば、後は神経をすり減らす必要も何もありません。
特別な努力も才能も要らないのは結構魅力的だと思いませんか?
株ですから騰がる時もあれば下がる時もあります。
しかし、大きく下がった時はどうせ売る気はないし、むしろバーゲンセールだと思って買い足しです。
そう思うと下げも結構嬉しく思えて来るから不思議です。
07/03/30更新 05/04/19追加
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