株は儲かるのか

それでは実際、株は儲かるものでしょうか?
 ちょっと、面白い実験をしてみました。

PCを使って4桁の数字を乱数で出してみました。
 これは何かというと、日本では公開企業には4桁の銘柄コードが付けられています。 適当に乱数で出た数字を銘柄にあてはめてみようと言う訳です。
 要するに適当に銘柄を選んで投資したとしたらどうなるだろうというちょっとした遊びです。

ではどの様に投資対象を選ぶかと言うと、ランダムに出た4桁の数字を銘柄コードに見立てる訳です。
 しかし実際には4桁の数字全てに銘柄がある訳ではないので、4桁の数字で銘柄が存在しない場合は、もう一度ランダムな数字を出します。
 これを繰り返し10銘柄を決めます。 ちょっと少ない様な気もしますが、あまり多いと面倒なもので.

それらの銘柄を1年間もっていたらどうなったか?
 という仮定で1年前の4月1日の取引開始の値段で買ったとします。
 今年の(04)3月31日の取引終了の時点でどれほど値が上がっているのでしょうか? それとも下がっているのでしょうか?

適当に株を買っても儲かった

結果は、10銘柄の内、8銘柄が買値を上回っていました。 逆に下回っていたのは、2銘柄。
 最低で-10.57%、最高で188.46%でした。
 10銘柄の平均では、125.92%です!

つまり10銘柄の株を全く適当に選んでタイミングも関係無しに一斉に買ってほったらかしにしていたとしたら1年後には、平均で25.92%も儲かっていたという事になるのです!

但し、買付時の手数料などは計算外です。 しかし配当や株主優待等も考慮されていません。 全くのデタラメに株を売買しても儲かったということです。

しかし現実には、この様に適当に株を買ったりする人はいないと思います。
 斜陽産業の様な業種は外すだろうし、先行き業績の良くない会社等もわざわざ選んだりはしないでしょう。
 それに同じ銘柄でも株を買い付けたり売ったりするタイミングも考えるのではないでしょうか?

つまり、理屈では、株は適当に売買するわけで無く、色々と考慮して売買するので、もっと運用成績は良くなっていたのではないかという事になります。

 しかし、それ程簡単に株が儲かるものならば、何故、株で損する人がいるのでしょうか?



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07/03/28更新 05/04/18追加

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